マルタカ印
株式会社加藤製作所
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デザイン画印刷作業工程

職人、舟橋(31歳)は、前職がケーキ職人でしたので手先が器用で、入社して間もないですが、印刷技術が日に日に向上しています。 ケーキ職人という仕事に誇りを持っていましたが、後世にも残るようなものを作りたい!と志願し、加藤製作所で印刷の職人として働いています。 印刷機自体は最新のものですが、シルクスクリーンのデザイン画の版をセットし、一缶一缶手作業で印刷していく方式ですので、インクの具合や圧力の調整、印刷位置の確認には専門の技術が必要とされます。その日の温度や湿度でインクの状態は変化するため、経験から学ぶことが多く、時には先輩職人の指示を仰ぎ、試行錯誤しつつ作業することもあります。 勿論お客様にお出しする商品のレベルを下げるわけにはいきませんので、今は時間が多少かかるかもしれませんが、品質保持は第一優先で進めています。若い職人ですが、より丁寧な仕事を心掛けていることは何よりも商品を見て頂ければ分って頂けるのではないかと思います!“ご購入下さるエンドユーザーさんが長い間ご愛用下さるよう、常に一缶一缶、心を込めて印刷しています。”と、少し照れながらも熱く語ってくれました。

(1)印刷用インクの調色及び硬さの調整

印刷用のインクのお色がオリジナル色でのご依頼だった場合、お客様のご要望に合わせて都度調色します。色によってインクの硬さが異なる為、濃すぎず薄すぎず、丁度いい硬さに調整するには十分な経験が必要です。

(2)印刷機に缶と版のセッティング

缶のサイズに合わせて印刷機のローラーを調整します。
シルクスクリーンの版を缶の印刷位置に合わせて、調整、固定します。
デザイン画の縦の大きさに合ったスキージ(インクを版から押し出すヘラのような役割をする印刷用ゴムの部品)をセットし、角度を調整します。
デザイン画の横の幅に合わせて印刷の幅を調整します。
試し刷りをし、必要に応じ、版と缶の角度の再調整及びインクの硬さなどを再調整します。

(3)印刷

印刷位置を都度確認にしつつ、1缶1缶ローラーに載せ、印刷します。
色むらや擦れ等が生じていないかチェックしつつ、丁寧に印刷しています。
※手作業での印刷のため、印刷の状態に多少個体差は生じます。

(4)完成

完全に乾くまで自然乾燥させ、出荷前検品作業に回します。
缶の塗料と印刷のインクでお色により相性が悪いケースがあります。その場合は、印刷後、窯で焼き付け作業をします。