• 加藤製作所は、明治28年の創業以来、今年125年目を迎えます。
    これを記念し、これまでの技術を結集した最高の銅製の手作り缶をリリースすることに致しました。

    「一つの缶をより長く使って頂きたい」そんな思いを込めて素材は銅を選びました。
    銅には抗菌作用があり、食材を保存する缶としては最適です。
    また、銅は使えば使う程味わいが出てきて、その経年変化を10年、20年と長い間お楽しみ頂けます。
    たくさん触って手の油を馴染ませることで、缶のお色が落ち着いたお色(こげ茶色)に変化してきます。
    是非缶を自分色に変えて歴史を刻んで頂ければこれほど嬉しいことはございません。

    お写真は弊社スタッフが10年使用しております銅缶になります。
    使用頻度や保管場所によりお色は多少異なりますが、このように変化するという一例としてご覧頂ければと存じます。

缶の成型は80歳の熟練の職人が担当しております。
彼は15歳の頃から68年間缶職人一筋に技術を磨いて来ました。
ブリキ板を曲げるところから人の手で成型する手作り缶を手掛けることが出来る職人は現在では非常に希少な存在です。
彼が手掛ける缶の美しさは日本一といっても過言ではありません。
蓋と胴の間の隙間が最小で密閉性に優れているため、湿気が入らない構造になっています。
先日、実は9年前の煎餅が古い手作り缶の中から発見されました。
さすがに口には出来ませんでしたが、なんと煎餅自体はパリパリだったんです!すごい技が詰まった缶です。

この度の銅缶は銅の厚さを通常よりも厚くすることで、重量感のある丈夫な作りを目指しました。
しかしながら、厚くなると曲がりにくいため、手で成形するのが難しく、試行錯誤を繰り返しようやく美しい形の缶を作ることが出来ました。

スタッフ一同今回の記念缶のリリースを長年準備してまいりました。 リリースのタイミングにつきましては、コロナウィルスの影響によりずらすことも検討致しましたが、おうちでのカフェタイムが増えることを鑑み、皆様のおうちカフェタイムがより充実したものになればとの願いから、予定通り2020年5月1日に販売開始することと致します。

お客様の声 : 藤村太郎様

加藤製作所がこの度新しい珈琲キャニスターとして銅缶をリリースするにあたり、普段 から珈琲を愉しまれておられるお客様に実際試して頂き、生の声をお伺いしたいと考え、藤村太郎様にお願い致しました。
銅缶に珈琲豆を保存し、10日間程使って頂いた後、率直なお声を記事にしております。
ご購入に際し、皆様も疑問に思われていることもあると思いますので、参考にして頂ければと存じます。

※インタビュー日:2020年4月23日(木)

  • 藤村様にとって珈琲とは?

    珈琲は主に家で飲むことが多いですね。
    オン(仕事モード)とオフ(おうち時間)を切り替えるアイテムとして、休日の早朝、ジムに行った後朝食前にクリーンな状態で飲むことにしています。

    インスタントで手軽に飲める珈琲もありますが、自分の好きなお店の珈琲豆を数種類常にストックしておいて、その日の気分に合わせて豆から挽いて飲むことにしています。
    そのほうが、珈琲の美味しさを最大限引き出せ、満足の行くカフェタイムを愉しむことが出来るからです。

    ただ、最近はコロナウイルスの関係でジムにも行けず、テレワークになりましたので、オンとオフの切り替えではなく、仕事の前や仕事中に家で珈琲を飲んでおり、珈琲豆の消費量が多くなりました。

  • 加藤製作所の銅缶を使用してみた感想は?

    これまでは、いつも行く珈琲ショップの珈琲豆保存用のプラスティックの容器を使っていたのですが、銅缶で保存したほうが珈琲豆を煎ったあと時間を経っても香りが残っていて驚きました。

    豆にとってより良い温度、湿度が保たれ、酸化を防いでいるからだと思いました。暗くて乾燥している状態が保たれているんでしょうね。

    また、缶のサイズは160gや200gくらい入るぐらいですので、丁度いいです。豆を煎ってから1週間分くらいが美味しく飲める量だと思います。

  • 銅缶の価格について正直どう思うか?

    正直、1万円は高いと思いました。日本産でなくても類似品はいくらでも手に入るじゃないですか?
    でも、この形状の手作りの缶を作れる職人は、関東に2人しかいないこと、この缶を作った職人は80歳で60年以上の職歴をもつことを知ってそれだけの価値があると感じました。
    手作りだからこそ、これだけ高い密閉性を実現できるのだと。

    缶が作られた背景を知ると価値が分かり、大切に使おうと思うじゃないですか。
    10年、20年と1つの缶を長く使えるのも丁寧に作られているからなのでしょうね。
    長年使っていくうちに、缶の色が自分色に育つところも楽しみです。どんな色になるんでしょうか?

    あと缶の底面の刻印 "MADE IN JAPAN BY KATOSEISAKUSHO"、カッコイイと思います!
    缶の底じゃなくて、側面のもっと目立つところにあってもいいかもしれません。

銅製手作りキャニスター
珈琲缶型200g(銅製中蓋付)
- 日本製 -

一つ一つ職人が手作りしております外側も内側も全面銅製の缶です。中蓋も銅製です。
銅はブリキに比べますと熱が伝わりやすい素材になりますため、成形に時間がかかり、一日に作れる数が限られておりますことから、非常に貴重な缶です。

また、珈琲豆や茶葉を200g入れることが出来る少し大きめの間口の大きい缶ですので、珈琲メジャースプーンもそのまま缶の中に入れて保管出来、使い勝手も良いと思います。
おうちで珈琲や紅茶をお愉しみになる時間がより充実したものになるよう心を込めて製作させて頂きます。

木の箱に入れて納品させて頂きますので、贈答用にも喜ばれると思います。
取扱上の注意はこちらをご確認下さい。(取扱説明書は缶にも同梱してお送り致します。)

店舗をお持ちのお客様で製品として店頭にてお取り扱いを検討頂ける場合、別途メールにてご連絡頂けますでしょうか?

*のし、包装などのサービスは承っておりません。写真の木箱に入れてお納めする形になります。木箱には以下のロゴを印刷させて頂きます。

*送り先がご発注者様と異なる場合は、備考欄にてお知らせください。配達伝票に送り主様のお名前を記載し、送らせて頂きます。

*オプションで銅製の珈琲スプーン(素材:ステンレス(銅メッキ)ウレタン塗装)をお付けすることが出来ます。

*ご発注から納品までの目安は2週間~1カ月程ですが、すべて手作業でお作りしております関係で納品までお時間がかかる場合がございます。予めご了承下さいますようお願い致します。

*沖縄、離島、限定地域については別途運賃収受致します。

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